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| 2020年11月22日(日) ■ |
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| 守ってやりたいと思えるかどうか |
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先日「明治神宮」の特集をテレビで見た。(番組名は不明) 「明治神宮」は、天然の森ではなく、日本人が作り上げたという。 荘厳な鎮守の森という様相を早期に実現し、風土に合った自然の森を 100年以上もの時をかけて完成させていくという、 見事なグランドデザイン。 この構想を、実に90年も前の日本の学識者たちが描いていたという話。 「人が作りあげた明治神宮の森」には、森づくりの原点が眠っていた。 その中で、私がメモしたのは、 「自然の世代交代ができる森」「自然保護にも多様性がある」 「守ってやりたいと思えるかどうか」 「知識を共有することでも環境を守ることになる」 柿田川公園も、川の最上流部の街中に作り上げた、 公園といえども「森」に等しいが、 そのグランドデザインは、どうもはっきりしない。 「森づくり」の難しいことは、私にはわからないけれど、 この稀有な川に沿った人工の森を大切にしながら、 (多様な生態系を)守っていきたい」と思う住民がいるかどうか。 これは大きなヒントだった気がする。 「森」という視点で、この公園を調査してみたいな。
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