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| 2020年11月06日(金) ■ |
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| 人生はモノでできていない |
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映画「365日のシンプルライフ」 (ペトリ・ルーッカイネン監督)から。 最近、北欧の映画に驚きを隠せなかった私だが、 今回も「フィンランド映画」と知って構えてしまった。(汗) しかし「自分の持ち物すべてをリセットするという 実験生活に挑戦したフィンランド人青年の1年間を追った ドキュメンタリー」は、予想外に私の心を動かしていた。 歳を重ねるごとにモノが増え、さらに片付けが出来ない、 「断・捨・離」という言葉だけが先行して、 いつまでたっても、思い出と共に、モノは残り続ける私は、 捨てる基準、手放すルールなど決めても、途中で挫折。 だからそんな判断基準も設けず、文句なしに、 「一旦すべて倉庫に預けて1日1個ずつ自宅に持ち帰る」 素っ裸から始めるという、突拍子もない設定だったが、 これこそ、私向きの「断捨離」かもなぁ、とメモが増えた。 「モノとはなにか?」を問いに、祖母はサラッと答える。 「人生はモノでできていない」「モノはただの小道具よ」 「家庭はモノじゃない。別のものから生まれる」 ちょっと試してみようかな、と思ってしまうほど、 奥が深い作品だったなぁ。
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