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| 2020年10月08日(木) ■ |
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| 女である前にアンカーよ |
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映画「スキャンダル」(ジェイ・ローチ監督)から。 メモしたワンフレーズごとは面白い言葉があるのに、 作品を貫くようなフレーズが浮かんでこなかった。 実際に起こった女性キャスターへのセクハラ騒動だが、 それを映画作品にした「狙い」がうまく見つからない。 事実に基づいた・・のお決まりの注釈もなかったから、 だいぶ、脚色されているに違いないのかも・・。 そしてやっと見つけたのは、メモを見直し発見した 「女である前にアンカーよ」というフレーズ。 普通なら「アンカーである前に女よ」なのだが、 女だから、とセクハラを問題にするのではなく、 あえて、この現状を訴える立場にいるアンカーとして、 セクハラを受けた女性である前に・・と強調した。 本来は「性被害を受けた女性」を援護し、 加害者を追い詰めて報道する立場のアンカーだからこそ、 こんな発言をしたのだろう。 手垢のついたフレーズではないからこそ、印象に残ったなぁ。
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