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| 2020年07月12日(日) ■ |
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| やればできるってことは、わしが一番よくわかっちょる |
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映画「しゃぼん玉」(東伸児監督)から。 社会や自分に対して、自暴自棄になっている青年が、 宮崎県の山深い「椎葉村」の人々に支えられながら、 自分の居場所を見つけ、少しずつ更生していく。 物語的には、普通なんだけれど、 女優、市原悦子さん演じる「スマ」さんがあまりに温かくて、 観ている私まで癒され、涙腺が緩んだことを記しておきたい。 私も「ぼうは、えぇこじゃ」って頭をさすって欲しくなった。 また「シゲ爺」と呼ばれる老人が、青年を山に連れて行き キツい仕事をさせながら、自信を付けさせるシーン。 こんな言葉でアドバイスをした。 「お前、もっと厳しい目に合わんとダメかもしれんな」 「俺、嫌いなんだよ。厳しいの」 「お前はいつだって逃げることばっかり考えている。 けど、もういいかげん自分から向かっていく力をつけにゃ。 やればできるっことは、わしが一番よくわかっちょる。 今のお前に大切なのは逃げん癖をつけることだ」 数日間だけど、辛い仕事を一緒に過ごした「シゲ爺」からの 「やればできるっことは、わしが一番よくわかっちょる」は 何より嬉しい言葉だったに違いない。 誰かが自分のことをわかってくれている。 それこそ、荒んだ心を治す、特効薬だったかもなぁ。
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