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| 2019年08月30日(金) ■ |
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| ご夫婦の生活は質素ながらも豊かなものです |
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映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」 (アシュリング・ウォルシュ監督)から。 物語としては、主人公は、カナダの女性画家モード・ルイス。 だけど、もしかしたらそれを支えた「夫」かもしれないな、 そんな気持ちを感じて観終わった。 彼女の魅力に気付き、厳しい言葉を吐きながらも、 いつも寄り添っていたのは「夫」(エベレット)だった。 一所懸命に絵を描いている彼女を見つめながら、 「掃除はしてやる、今日だけだぞ」と掃除をするシーンはいい。 彼女も、それを承知で「・・・わかってる」と静かに喜ぶ。 そして、2人で自分たちのことを「靴下」に例える会話がある。 「1組の古い靴下みたいね。片方が伸びてヨロヨロで」 「もう片方は穴だらけ、色も灰色に」 「あなたは真っ白なコットンよ」 「じゃお前はロイヤルブルーだ。それか、カナリヤ色」 このお互いを認め合う関係は、ニュースでも伝えられた。 「ご夫婦の生活は質素ながらも豊かなものです」 まさしく、そのとおり、と拍手を送りたくなった。 その後、彼女に訪れるどんな名声や評価よりも、 「私はあなたと暮らすのが幸せ。幸せよ」のワンフレーズが 輝いていた気がする。 物語冒頭「私を雇って!」と哀願するシーンが始まりだったな。
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