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2019年06月16日(日) ■ |
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世界のために、何ができるか?を求められている |
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「伊豆半島ジオパーク」は、2018年4月17日、 国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)から 国内9地域目の世界ジオパークとして認定された。 先日、その「推進協議会」に観光関連団体として出席した。 そこで挨拶した会長の任にある、菊池伊豆市長の言葉に、 今までの「世界遺産」に対する自分の考え方が、 認識が甘かったことを知らされたのでご紹介。(汗) ジオパークは、保全と活用によって経済・文化活動を高め、 結果として地域振興につなげていく仕組みと理解していたが、 それは、認定された側の理論であり、認定した側の理論は違う。 自ら進んで、世界ジオパークネットワーク(GGN)加入を希望し、 厳しい審査を経て、加盟を認定されたのだから、 「伊豆半島ジオパーク」は、世界のために、何ができるか? と問われていることにもなる。 逆に解釈すると、世界のために、何もできないのなら、 「日本ジオパークネットワーク」でいいのではないですか?、 そういう意味なのかな、と理解した。 ただ単に、地域振興になるから・・だけではなく、 もっと崇高なミッションを掲げ、短期間の損得ではないもの、 それを示さないと、世界から笑われてしまう。 富士山しかり、韮山反射炉しかり、「世界」の冠をつけたら、 「世界のために、何ができるか?」を常に意識しながら、 世界遺産を守っていく必要がありそうだ。 今更だけど、考え方、改めないとなぁ。(汗)
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