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2019年06月14日(金) ■ |
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警察じゃけ、何をしてもええんじゃ |
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映画「孤狼の血」(白石和彌監督)から。 根っから怖がりの私は、何度も目を閉じる場面が出てきて、 ホラー映画と並んで、苦手なジャンルだと再認識した。 暴力団同士の抗争が中心だと思っていたら、 意外にもその裏にはなんと警察が・・というストーリーは、 特に目新しいものではないが、俳優陣の迫力ある演技に、 その場にいるような気持ちになって観終わった。 広島弁(?)と喧嘩腰の言葉が暴力的なわりに、 文字にしてみると、けっこう笑えるフレーズが多かった。 何回か繰り返された「びっくり、どっきり、●●●●●」は、 「気になる一言」に取り上げられないのが残念だが、 その他にも、なぜかメモが増えた。 役所広司さん扮する大上という刑事が、 おかまいなしに、暴力団員を叩きのめすシーン。 「おい、警察がこがいなことしてええんか?」 「警察じゃけ、何をしてもええんじゃ」 この会話こそ、ストーリー全体を支えるセリフとも言える。 警察のネタって、映画作品になりやすいんだなぁ。
P.S.(メモして、捨てるには勿体無いセリフ) ・取り調べはよ、相手を丸裸にしてなんぼじゃけ ・度胸がないのう、もうえぇ。わりゃ、一生交通整理でもしとれ ・ポケベル数字「4951」・・「至急来い」って言ってますけど (「ふたりの愛ランド」歌っている人に向かって) ・おい、何がアイランドじゃ。島に沈めんど、われっ! ・極道を法律で押さえつけたところで何も変わりはせんわい ・今度の抗争の船頭は、最初っからあんただったんじゃないんかい 船頭も何も、わしゃ船酔いするけ、船にはよう乗らんのよ ・わりゃ、戦争になってもえぇんか? アホか、戦争はもう始まっとるんで
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