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2019年05月28日(火) ■ |
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この本を読んでみて下さい、僕の気持ちが伝わるはずです |
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映画「ビブリア古書堂の事件手帖」(三島有紀子監督)から。 夏目漱石と太宰治の作品が随所に紹介され、 ストーリーとは関係ないけれど、本好きには堪らない。 主人公の黒木華さん演じる「ビブリア古書堂の若い女性店主」 篠川栞子さんは、本の魅力をこう語る。 「本は私を知らない世界へ、知らない時代へ、 そして知らない人々と合わせてくれる」と。 さらに、時代の背景があるかもしれないが、 自分の気持ちをストレートに伝えるのではなく、 「この本を読んでみて下さい、僕の気持ちが伝わるはずです」 「じゃあ、今度オススメの本教えてください」 「読んで欲しい本があるんです」など、本を通じて、 自分はここに書かれている想い、考え方と似ている・・ そういう表現の仕方って、よほど深く読み込まないとできないし、 それはそれで憧れるけれど、相手も本好きでないと、通じない。 今の私は、書籍より映画かもなぁ、とメモをした。 「この映画作品の登場人物○○の考え方と似ているので、 この映画を観て下さい、私の気持ちが伝わるはずです」と。
P.S. エンドロールのテロップまでメモしてしまった。 【撮影協力】 沼津市、東伊豆町観光商工課、下田市観光交流課 【エキストラ協力】 フィルムコミッション伊豆、下田市観光協会、東伊豆町 (この団体が、同じレベルで紹介されることが面白いな)
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