|
|
2019年04月12日(金) ■ |
|
僕の「政策自慢」ではなく「町民自慢」に来ました |
|
ある町の首長さんと話していて、さすが・・と思ってメモをした。 いろいろな場面で挨拶をする機会があるようだが、 先日、こんな挨拶をした・・と紹介してもらったことが記憶に残った。 「僕の『政策自慢』ではなく『町民自慢』に来ました」と。 ついつい首長として、こんなことしました、あんなことしました、と 言いたくなる場面で、そこに住む住民の自慢をするなんて素晴らしい。 そして、そんな挨拶を耳にした人が、きっとそこの住民に、 「おたくの首長さんは、自分の政策自慢ではなく、 町民の自慢をしていたよ」と教え、それを聞いた町民がまた、 その首長のために、一所懸命、まちづくりをする光景が目に浮かぶ。 社長が、会社の功績を自慢するのではなく、そこに働く社員を自慢する。 それこそ、組織としての理想の形なんだと思う。 今のリーダーに求められるのは、強力なリーダーシップではなく、 いろいろなアイデアを持っている町民の調整力だと感じていたからこそ、 この首長さんの挨拶は、素敵だと思うなぁ。
|
|