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2019年04月05日(金) ■ |
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今、とてもひとりです。 |
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映画「ヤーチャイカ」(覚和歌子・谷川俊太郎監督)から。 約70分間、映画なのに動画は一切なく、 写真と文字が、BGMに支えながら、輝きを増していく、 そんな感じの「写真映画」だった。 「ヤーチャイカ」とは、旧ソ連の女性宇宙飛行士、 テレシコワさんが宇宙で発した最初の言葉。 彼女のコールサインが「チャイカ」(カモメ)だったので、 事務的に「こちら、チャイカ」(ヤー・チャイカ)と応答したのが、 「私はカモメ」となったようだ。 暗闇の中でのメモなので、メモは少なかったが、 「宇宙はとても静かです。ここはとてもいいところです。 恋人はいません。今、とてもひとりです。」が引っ掛かった。 特に「今、とてもひとりです。」は、今でも気になっている。 詩だからこそ、こういう表現が出てくるのだろうか。 「違和感」というよりも「新鮮」な感覚が沸きあがった。 「太陽のエネルギー、それは生き物を生かそうとする力でした」 「夜明けと日没が同時に見えます」 「同じ誕生日というのは、ささやかな奇跡です」 「夕焼けは星空のはじまり」 (星を眺めれば)「遠い昔と繋がることが出来る」 言葉の力を感じ続けた70分、とてもいい気持ちで観終えた。 他の人は、どんな感じで受け止めただろうか、それも気になる。
P.S. 何気なく目に飛び込んだ1枚の写真「馬頭観世音」、 宇宙繋がりで「馬頭星雲」と関連があったのかなぁ。(汗)
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