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2019年04月01日(月) ■ |
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「もっと柿田川に関わる仕事がしたい」と思ったから |
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「定年退職後、どうするの?」 60歳、最後の年、一番訊かれた質問と言ってもいいだろう。 長い間、地方公務員を続けてきて気づいたことは、 「公務員でなければ出来ないこと」もあるし、 「公務員だから出来ないこと」もあるということ、 だからこそ、この狭間で悩んでいた、というのが本音かな。 「残された人生をどう過ごしたいか?」と自問したら、 パッと頭に浮かんだのは、たった1つ。 「もっと柿田川に関わる仕事がしたい」だった。 いろいろな角度からの関わり方が出来るけれど、 それが「公務員でなければ出来ないこと」なのか、 「公務員だから出来ないこと」なのか・・。 生涯学習課長の時、国天然記念物の指定作業に関わり、 都市計画課長の時、柿田川公園大規模改修に携わった。 産業観光課長の時、観光案内所を設置したり、 幻の「柿田川ビジターセンター」基本構想を策定した。(汗) そして、2度目の生涯学習課長の時、柿田川にこだわった 展示会や講演会を開催し、文化の面にスポットを当ててみた。 こうして振り返ってみると、公務員としては充分すぎるくらい 柿田川に関わってこれたな、と実感している。 ボランティアとして参加している「柿田川外来種駆除活動」も、 ほぼ毎日投稿の「柿田川の写真や映像」も愛おしくなっている。 「公務員だったから出来ないこと」をやってみたい、 それが「再任用」を選択しなかった理由の1つだったから。
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