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| 2019年03月13日(水) ■ |
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| それを喜べるスキタさんってのは最高ですよね |
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映画「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」(相原裕美監督)から。 デビッド・ボウイと40年以上も親交を重ねて、 普通では撮れないような、自然な姿を写真に収めただけでなく、 多くのアーティストに影響を与えた写真家・鋤田正義さん。 アルバムジャケットを手がけてもらった人たちから、同じカメラマンまで、 本当に多くの方が、この「スキタ」という人物像・人柄を語っている。 私のメモは当然のように増えたが、その中で1つ選ぶとしたら、 コピーライター・糸井重里さんのコメント。 「柔らかさの見本なので、みんながこう、親戚のおじちゃんに お年玉をもらいたい感じで、スキタさんのことを語ってる、と言うのは、 怒る人だったら怒ると思うんですけど、 それを喜べるスキタさんってのは最高ですよね」 だからこそ、みんなが自然と集まってくる、そんな意味なのだろう。 みんなのわがままも、すべてひっくるめて許してくれるような存在、 それが親や兄弟、祖父・祖母という近さではなく、 「親戚のおじちゃん」という距離感に、妙に納得してしまった。 そして「お年玉欲しさに近づいてくる親戚の子どもたち」を、 嫌な顔ひとつせず、よく来た、よく来た・・と迎えてくれる、 そんな存在なのだろうな、「鋤田正義」という写真家は。 相手の心を自然に開いてしまう人・・・いい写真が撮れるはずだ。
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