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2019年02月14日(木) ■ |
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恐竜にも絶滅危惧種の保護を与えるべきか、見殺しにすべきか |
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映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」(J・A・バヨナ監督)から。 冒頭、私たちに大切な判断を投げ掛けられた・・そう思った。 「恐竜にも絶滅危惧種の保護を与えるべきか、見殺しにすべきか」 これは「恐竜」に限らず、人類が常に意識しなければならないこと。 「絶滅危惧種」を守るために「外来種」は悪役を演じ、 さらに「在来種」と呼ばれるものまで、だんだん減っていく、 それが果たして、自然な流れなのか、自問自答している私がいる。 私の意見は、作品内でこう主張したマルコム博士と似ていた。 「人間が歪(ゆが)めた自然界の流れを正す時です」 恐竜は、この時代に生きていけない危惧種であり、 一度「絶滅」した種を復活させ保護しようとする動きこそ、 私たちがしてはいけないことであり、「人類のおごり」と言うしかない。 人類が自らコントロールできない「恐竜」や「原発」などを、 勝手に「彼らにも命がある」とか「安全だから」と主張し、 推し進めようとする考えには賛成しかねる。 映画の物語としては、とてもリアルで面白かったが、 現実になったら、私は「見殺し」に一票を投じると思う。 「人類は自らが招いた激変に見舞われるのです」 マルコム博士の言葉は、重たかったな。
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