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| 2019年01月09日(水) ■ |
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| ごく自然かつ偶然の流れで手をつなぐことができるから |
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映画「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」 (オル・パーカー監督)から。 えっ前作は10年前?、と時の経つのが早いことを再認識した。 当時、鑑賞後に興奮していた妻の感想が 「誰もいなければ、間違いなく踊っていたね」だったことを思い出した。 今回も、踊りたくなるような懐かしい曲が流れ、 それだけで、気分が陽気になり、元気が出たことは間違いない。 面白かったのは、主人公・ソフィの母ドナの若き日である、 1979年の恋物語の一部。 同時期に、三者三様の男性に誘われ、エッチしてしまうから、 父親が誰なのか特定できない、という不健全な関係が暴露される。 それはそれでいいが、その3人がドナを口説く方法で苦笑い。 特に私のお気に入りの口説き方は、2人で散歩している時に、 「バッグを右肩へ」とお願いするシーン。 「いいけど、なぜ?」と彼女が訊き返すと、こう切り返す。 「僕に近い方の手が下に伸びて、僕の手と触れやすくなり、 ごく自然かつ偶然の流れで手をつなぐことができるから」と。 そんな間接的な誘い方に、彼女は「つなごうって言えば?」と 訊き返すと、彼は照れながら「それはプランBだ」と言う。 ほぼ40年前の男女は、こんな告白をしていたかもしれないな。 ABBAの音楽とともに、そんなことを思い出した作品であった。
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