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2018年12月04日(火)
でかい声を出す人がいないとまとまらない

12月の最初の日曜日は、地域防災訓練だった。
基本的には、突発型の地震を想定しての訓練だが、
訓練方法も、地域によって工夫を凝らしていて興味深い。
行政の災害対策本部の運営訓練も、以前とだいぶ変わってきた。
災害情報を逐次判断し、支援の優先順位を決めたり、
的確な判断をし、他の係に速やかに指示を出す訓練など、
緊張した雰囲気の中で行なわれている。
最近では、避難所や災害現地からの状況報告を無線だけでなく、
LINE電話を活用して、現地の様子を映像で知ることもできる。
近い将来、南海トラフをはじめ、大地震が想定される中、
「防災訓練」で一番大切なことはなにかな?と考えていたら、
ある方が、こう呟いた。
「防災訓練は、でかい声を出す人がいないとまとまらない」。
もちろん、最新技術を駆使するのも大切だけれど、
パニックになっている住民を落ち着かせるには、
「でかい声を出す人」の存在が必要のようだ。
まちづくりでは「でかい声を出す人」は煙たがられるけれど、
こういう時は「でかい声を出す人」、必要だな。