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| 2018年07月23日(月) ■ |
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| 伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」 |
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映画「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」(滝田洋二郎監督)から。 主人公は、依頼人の「人生最後に食べたい料理」を再現して 高額の報酬を得る「最後の料理人」。 実は、その設定に「?」が付いてしまったから、 あまり真剣にストーリーを楽しめなかったかもしれない。 料理とは、本当に正確にレシピどおりに作ったとしても、 本人の体調、その時の天候や温度といった自然環境、 もちろん、その土地独自の風土や、誰と一緒に食べたか等、 いろいろな要素が加味され、美味しかった、と思うはず。 だから冒頭の「料理を再現する」という設定に疑問符をつけた。 物語の軸となっている、1930年代に、満州という地で作られたとされる、 伝説のフルコース「大日本帝国食菜全席」も、 現代、日本の地で食べて美味しいかどうか、それさえわからない。 一度食べればどんな味でも再現できる絶対味覚「麒麟の舌」って、 私もそんな舌が欲しい、と思わなかったからかな、 あまり夢中になれなかった気がする。 テーマは何だったのか、周りを囲む人たちの温かさだけが 妙に引っかかった作品だったなぁ。
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