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| 2018年06月27日(水) ■ |
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| ビアンカは、宣教師なんだ |
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映画「ラースと、その彼女」(クレイグ・ギレスピー監督)から。 観ていない読者に、ストーリーにあまり触れずに、 このフレーズを説明することがこんなに難しいなんて・・。(汗) 極端にシャイな主人公・ラースが、 ネットで購入した等身大の人形・ビアンカに恋をする。 彼が等身大の人形・ビアンカと話をしたかと思うと、 家族に紹介するようにこう言う。「ビアンカは、宣教師なんだ」 そして「聞いただろ? 人を救うのが彼女の使命だって」と。 失礼ながら、その場面、声を出して笑ってしまった。 もちろん彼の妄想なのだが、(「妄想性障害」らしい) 彼を愛する周りの人に支えられながら、物語はどんどん進んでいく。 ラストシーン、人形の彼女が死んで(?)、町中のみんなで埋葬する時、 牧師が「彼女は、宣教師でした」とスピーチをする。 「我々の気持ち(勇気)を試すかのような存在でした」と続けた。 ラースを傷つけないために、ビアンカを本当の女性のように接した人々、 その「思いやりの心」「温かい心」を思い出させてくれたのは、 タイトルが示す通り「ラースと、その彼女」だったに違いない。 人を救うのが彼女の使命・・宣教師・・なるほどなぁ、と後から思う。 周りの人の温かさに、くすっと笑いながらも、 その後にじ〜んとさせられ、何度も何度も涙がこぼれた映画となった。 是非、多くの人に観て欲しい作品である。
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