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| 2018年02月08日(木) ■ |
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| 小娘みたいな泣き言はよして |
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映画「ショコラ 君がいて、僕がいる」(ロシュディ・ゼム監督)から。 人種差別が当然の時代、白人と黒人で芸人コンビを組み、 「小麦粉とチョコレートはうまく混ざらない」と言いつつも、 「黒人が白人に思いきり蹴られる」ネタで、大衆の人気を得る。 しかし「真の芸術とは、風穴を開けることだ、人々の範となる」と、 人種差別的なネタからの脱却を図り、奴隷に近い黒人たちにとって、 希望の星となり、独り演劇の道へ進もうとする。 演じるのは「シャイクスピア」の中から、黒人主役の「オセロー」で、 「俺以上にリアルに、演じられるものはいるか?」と豪語して、 スタートするのだが、結果は散々で自信喪失。 そんな状況下、ギャンブルやアルコールに溺れていく彼に、 「演劇とは、リスクの伴う芸術」となだめながらも、 「『俺こそ真のオセローだ』と自分で言い出したのよ。 小娘みたいな泣き言はよして」と、突き放すシーンが印象に残った。 プライドを傷つけられた彼が「失礼だぞ」と大きな声で言い返しても、 「じゃあ、しっかりして」と切り返す場面は、 何気ない会話なのかもしれないが、こういう彼女がいたからこそ、 立ち直っていけたのではないか、とメモをした。 「中途半端なプライド」ってジャマなんだよなぁ。
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