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| 2017年05月07日(日) ■ |
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| 「ねぇ、秒速5センチメートルなんだって」「えっ、何?」 |
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映画「秒速5センチメートル」(新海誠監督)から。 「ねぇ、秒速5センチメートルなんだって」 「えっ、何?」「桜の落ちるスピード、秒速5センチメートル」 このインバクトのある会話が、最後までスピードを意識させる。 普段の生活であまり意識してなかった「速度」や「距離」が、 鮮明に表現できていて、驚かされた。 「たった1分がものすごく長く感じられ、 時間ははっきりとした悪意をもって、僕の上にゆっくりと流れていった」 「僕たちの前には、いまだ巨大すぎる人生が、 茫漠(ぼうばく)とした時間がどうしようもなく、横たわっていた」と 時間に関する表現があったかと思えば、 「一緒に帰らない?」「今帰り? 一緒に帰ろうよ」と、 高校生の2人が一緒に歩くスピード・距離感がたまらなく心地よい。 (時には、バイクで追っかけるスピード・距離感もあり・・) また「今、振りかえれば、きっとあの人も振り返ると強く感じた」という 想いの強さだったりもする。 何気なくそしてどこにもあるような風景だからこそ、親近感があり、 感情移入できてしまう、最近の新海作品に注目していきたい。
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