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| 2017年04月04日(火) ■ |
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| 道具の手入れをさぼると、あとで自分が大変になるからな |
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映画「オーバー・フェンス」(山下敦弘監督)から。 主人公の田村聡(女性)を演ずる、蒼井優さんの求愛ダンスは、 ダチョウ、ハクチョウ、そしてハクトウワシになりきっていて、 もう一人の主人公、オダギリジョーさんが惹かれるのも頷ける。 鳥を真似して踊る姿は、とても素直で美しいのに、 1人の孤独な女性に戻ると、愛情表現が上手く出来ない。 そんな不器用な生き方しかできない人たちが綴るリアルな生活は、 こんなにも切ない物語になるのか・・と、メモをした。 周りの人間と、うまくコミュニケーションがとれない人たちは、 舞台となった「函館職業技術訓練校」の中でも、同じである。 観終わってからメモを振り返ると、冒頭に大工の教師が (いろいろな理由があり通っている)老若の生徒たちに向かって、 「道具の手入れをさぼると、あとで自分が大変になるからな」と ノミの刃の手入れを欠かしてはならないことを伝えるが、 実は、手入れを怠ってはいけないのは、大工道具だけでなく、 将来に渡って良好な人間関係を築くのに必要とされる、 「コミュニケーション能力という道具」や「愛情表現」なども 含めてのことかもな・・と、勝手に解釈してみた。 生きるために必要な「道具」の手入れをさぼると、 あとで自分が大変なことになるんだよなぁ、やっぱり。
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