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| 2016年11月10日(木) ■ |
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| 私は今でも、世界を変えたいと思っているのですよ |
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映画「杉原千畝 スギハラチウネ」(チェリン・グラック監督)から。 鑑賞後、走り書きで書いたメモを眺めてみると、 やはり「世界を変えたいと思う」がキーワードとなって浮かぶ。 「世界を知れば、日本をもっとよく国に、素晴らしい国に」という、 熱い想いで、障子越しに寝ている(はずの)友人に向かって、 「なぁ、お前は世界を変えたいと思ったことがあるか? 俺は常に思っている」と言い切るシーン。 また、初めて自分の名前を正しく読んでもらった女性と結婚し、 その彼女が訊ねる。「ねぇ、千畝(チウネ)さん、 あなたは今でも世界を変えたいと思っていますか?」の問いかけに、 間髪入れずに「常に思ってる」と答えるシーン。 そして昭和40年、当時スギハラに助けられた人の1人が、 その時のお礼を言いたくて28年間も探し続け、モスクワで再会。 「居場所を見つけたのですね」と喜ぶと「いいえ」と呟き、 「私は今でも、世界を変えたいと思っているのですよ」と語り、 静かにフェードアウトしていくシーン。 幾つになっても、どんな場面でも、日本のために 「世界を変えたい」と考え、その信念を曲げなかった彼だからこそ、 今でも、世界で語り継がれているに違いない。 彼の残した戦時中の業績よりも、その信念に拍手を送りたい。
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