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| 2015年12月08日(火) ■ |
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| 結婚している人たちは、産んでくれている |
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平成27年度「駿東3市3町幹部職員研修会」 講師「鬼頭宏」氏(静岡県立大学学長) 演題「人口減少社会の課題 〜21世紀の社会デザインを探る〜」から。 全国的に「出生率」の低下が叫ばれる中、 私が完全に勘違いしていたデータが目に入った。 出生率の低下、と言えば「兄弟姉妹が少ない」など、 昔は「2人〜3人」が普通だったが、今は経済的な理由や 女性の社会進出が進んだため、一人っ子が多い。 そんなイメージで「少子化」を分析していたが、 どうやら、その傾向の一面しか見ていないことが理解できた。 結婚している人は、希望(予定)の2人は産んでくれている、 結婚していない人が増えているから、少子化になっている。 データで示していただき、なるほど・・と思った。 ここからわかることは、「少子化」を解決するには、 結婚している人に、生活支援(財政的)をしながら、 もう1人産んでもらう。 結婚していない人には、異性との出会いの場を作り、 出来るだけ、結婚をしてもらう、ってことなんだろうけれど、 国のために、結婚をしたり、子どもを産むわけじゃないから、 難しいんだよなぁ、この問題は。
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