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| 2015年12月04日(金) ■ |
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| 神の恩寵に生きる者に、不幸は訪れない |
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映画「ツリー・オブ・ライフ」(テレンス・マリック監督)から。 この作品、きっと賛否両論に違いない。 映画というものをどう捉えるか、によって感じ方が違うのだから。 さて私の場合、数少ない台詞から、気になるフレーズをメモしてみた。 特に、作品冒頭、こんな台詞が続く。 「『生き方には、2通りある』と修道女に教わった。 世俗に生きるか、神の恩寵(おんちょう)に生きるか、 どちらか選ばなくては。 神を選ぶ人は、利己心を持たない。軽んじられ、忘れられ、 疎(うと)まれることを受け入れる。侮辱され、傷つくことも。 世俗に生きる人は、利己的。他人に自分を従わせ、威圧的に振る舞う、 自分の意のままに。常に不満の種を見いだす。 周りが幸せに輝いていても、愛情が満ちあふれていても。」 そして「こうも教わった。 『神の恩寵に生きる者に、不幸は訪れない』と」 この辺りに、監督の伝えたいことが詰まっている気がしてならない。 台詞が少なければ少ないほど、気になって仕方がないし。 この映画を観た人の、ヒントになればいいのだが。(汗)
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