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| 2015年06月26日(金) ■ |
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| 才能は一つあれば十分だ |
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映画「タイピスト!」(レジス・ロワンサル監督)から。 故郷の田舎町を飛び出した主人公、ローズは、 お店で販売していたタイプライターを、指1本で打ち、 驚くような速さで打つことが、特技だった。 その才能を見つけさらに磨きをかけたのが、 「ローズは、臆病な小娘。誰かが手をかければ、 才能が開花する」と言い切った、保険会社の若社長だった。 「私は無能だし・・」と尻込みする彼女に対して、 「タイプの才能がある。才能は一つあれば十分だ」と励ます。 その一言は、私の心に強く残った。 他人よりも少し知ってるくらいの中途半端な知識や、 少し上手くらいの才能がいくつもあるより、 これならだれにも負けない、というものが1つある方が、 魅力的だ・・と言いたげなフレーズだったから。 もちろん、世の中には皆が羨む飛び抜けた才能を、 いくつも持っている人もいるが、よく考えてみれば、 それさえも、初めは何か一つの才能が開花して、 それに呼応するように、どんどん他の才能が増えていった、 そう考える方が妥当だろう。 私たち小市民にとっては、まずは「一つの才能」を、 根気よく見つけることだな、きっと。
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