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| 2014年03月09日(日) ■ |
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| 品がないな、インターネット「バカ発言」の見出し |
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最近、インターネットのニュース見出しに不信感を抱いている。 今朝、起きてすぐ見つけた見出しは「松山英樹に『バカ』発言波紋」。 記事をじっくり読んだら、男子ゴルフの松山が13番でパットを外した際に、 軽くグリーンを叩いて無意識に傷つけていたことに対し 「なぜマツヤマはグリーンにクレーターを残したままなのか。 そのためにレフェリーが損傷を修復しなければならなかった。バカだ」と ツイートしたものらしい。(「バカ」という訳が正しいとも思えないが) ツィッターは、呟きなのだから、そんな話題にするほどのことでもない。 マスコミが面白おかしく「今大会で話題を呼んでいる」と書き、 私たちのような読者に読ませようとしている気がしてならない。 続いて、11時頃には「松山英樹『バカ』発言で和解」の見出し。 そして、詳細に記された事の成り行きを読み直すと、 問題とした発言も「バカ」から「愚か者だ」と訳が変わっていた。 「バカ発言」という単語が、どれだけインパクトが強いのか知っていて、 見出しを付けているとしたら、それは「イジメ」や「差別」に関して、 あまりにも「無神経」な対応とは言えないだろうか。 小市民の私たちでさえ「言葉の暴力」として認識し、 「バカ」という単語の使い方に敏感になっているというのに・・。 だから今回は、私の雑感を残そうと思う。 「品がないな、インターネット『バカ発言』の見出し」。 それにしても、ゴルフ・サッカー・ベースボールなど、海外で活躍している 日本人選手に向けた他国の人たちの発言にまで、私たちが敏感すぎると、 頑張っている彼らが仲間はずれにされてしまうのではないかと心配になる。 少なくとも「訳す人」は、それなりの心構えで・・お願いします。
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