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しもさんの「気になる一言」
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2014年02月20日(木)
母国日本、浅田真央選手に「言葉の暴力」

フィギュアスケート女子の浅田真央選手がSP16位。
朝起きて、すぐインターネットで結果を確認したが、
フリーの演技を残している彼女に対して、
私たち日本人が掛ける言葉は「頑張れ」のはず。
それなのに、帰宅してから広げた新聞(夕刊)の見出しは、
「まさかの16位」「勝負の3回転半 不発」
「悲願の『金』絶望的」「不安拭い切れず」
「過去にない致命的な大差」・・「転んだ写真の姿」
目にしただけで、気持ちが重たくなるフレーズの数々。
さらに、森喜朗元首相までが、福岡市内の講演で、
「あの子、大事なときは必ず転ぶ」と語ったという。
こんな仕打ちは、彼女にとって失礼極まりない、と思う。
彼女が帰国して目にする新聞が、こんな見出しばかりでは、
かわいそうで胸が締め付けられる想いだ。
「言葉の力」を知っているはずのマスコミだからこそ、
直接的な表現ではなく、もう少し、彼女の気持ちを察した
表現が出来ないものものだろうか、と感じた。
今回の「気になる一言」は、こんな辛い気持ちを記録したくて、
世界のどこかの国がネットで見出しを付けたら・・としてみた。
「母国日本、浅田真央選手に『言葉の暴力』」
安倍首相、「道徳」って教えるのは、難しいですね。