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| 2013年11月14日(木) ■ |
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| 文句があれば、麒麟に言え。 |
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書籍「十二国記(月の影・影の海)上・下」(小野不由美著・ 新潮文庫刊・上巻272頁・下巻255頁 計527頁)から。 SFファンタジーとわかっていながら、ハマってしまった。 わが課のスタッフに「まずは、これから読んでみてください」と 渡されたので「十二国記・導入編」として読み始めてみたら、 話に夢中になりながら、ファンタジー独特の設定・ルールを覚え、 その後は「なぜ?」「どうして?」という疑問が消え去った。 この世界、その国の王は、その国の神獣・麒麟が選ぶことになっている。 この設定に疑問を挟む余地はないし、その設定を楽しめばいい。 主人公の慶国の景王・陽子が、国民から寄せられる不平不満の対応を、 雁国の延王・尚隆に「名君になるコツ」として尋ねると、 彼は、こう言え、と答える。「文句があれば、麒麟に言え。 それでも不服なら、自分でやってみろ、と」。 一国の王として、またはリーダーとしての心構えを、 そんな感じで読者にもわかるように伝えてくれる。 ファンタジーの世界だけでなく、現実の社会でも通用する会話が、 散りばめられていて、私はメモ帳片手に読むことになった。 このSFファンタジー、ただものではない。(笑)
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