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| 2013年06月14日(金) ■ |
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| 見て 見つめて 見きわめて |
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佐野美術館の企画展「プチファーブル・熊田千佳慕の世界」から。 「日本のプチファーブル」と呼ばれるに相応しく、 今にも動きそうなリアルな昆虫たちの絵に驚かされた。 帰り際、リニューアルされた美術館のショップで、 彼の書籍「私は虫である」を購入したので、 読書後の「気になる一言」は、近いうちに紹介したい。 さて今回は、美術館内に掲示されていたキャプションから選んだ。 「見て 見つめて 見きわめて 私は心の目で、自然を描きたい」 (本来は、改行もデザインなので、そのまま表示したいのてすが・・) 彼は、生き物たちの姿をまるで生きているかのように 細密に描いた生物画家として有名なので 「見る」だけでなく「見つめる」くらい観察するだろうな、と 予想していたら「見きわめて」と書かれて、慌ててメモをした。 このフレーズ、口にして、音にしたらなんとリズムもいい。 「見て 見つめて 見きわめて」 それが、絵に命を吹き込む秘訣なんだろうなぁ。 このワンステップがあるかないかは、一流と二流との境目かも。 どの分野にも、こんなちょっとした違い、あるんだろうなぁ。
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