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| 2013年02月20日(水) ■ |
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| 2人がどう出会うかは問題じゃないの |
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映画「ワンダーランド駅で」(ブラッド・アンダーソン監督)から。 すれ違い続けるふたりの男女が、出会うまでを描いたドラマ。 作品解説には、そう書かれていたけれど、 作品の中には、こんな台詞がある。 「2人がどう出会うかは問題じゃないの。 本当に大事なのは、その後の2人の関係をどうやって続けるかよ」 それにしては、2人が出会うまでの過程が長過ぎる。 あと残り数分というところで、やっと出会うから、 この後、2人がどうやって関係を続けていくのか、は語られていない。 キーワードとなるフレーズは「頑固さは、狭量なる心の表れ」。 それを「頑固さは、堅実さの表れだ」と言い替え、 本当は「愚かな頑固さは、狭量なる心の表れだ」(R・W・エマソン) と「愚かな頑固さ」にスポットを当てたかったようだが、 私にはよく理解できなかった。 冒頭の「何も読まずに本を閉じるな。どんな言葉をひとつでも、 読めば心に響く。めまぐるしい世界から、はるか遠く離れ、 忙しさや、むなしい快楽を忘れ去る。 孤独とは、なんと優雅で穏やかだろう」という老紳士の助言の方が、 心に残ったシーンであった。 最近、なかなか理解できない作品ばかり観ている気がする。 これでいいのだろうか・・・(汗)
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