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| 2013年02月09日(土) ■ |
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| 最良の選択かしら?妥協はダメよ。 |
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映画「ファッションが教えてくれること」(R・J・カトラー監督)から。 米ヴォーグ誌の編集長アナのドキュメンタリー作品。 このことに異論を挟むことはないが、 時々、これは演技なのか、素顔なのか、わからなくなる。 フィクションなのか、ノン・フィクションなのか、それさえも。 冒頭、こんなフレーズで始まる。 「ファッションのことを恐れる人は大勢いると思う。 不安を感じているからこそけなしてしまう。 ファッションについて、悪く言う人は、恐れや不安の裏返しなのね。 自分がクールなグループに属していると感じて、軽蔑したり無視したりする。 ファッションの『何か』が人々を動揺させるのね」 あぁ、私もファッションを恐れているひとりだと苦笑いした。 今回は「9月はファッション業界の新年なのよ」と言い切り、 「9月号で特集するほど、重要な価値があると思う? もっと練り直して」と叱咤する。 「(9月は)女性は新たな気分になるの。ストーリー性が大切なの。 なぜ『特集を組む』かという視点や、重要性」とその意味を伝え、 最後は「最良の選択かしら?妥協はダメよ」と念を押した。 このカリスマ的な存在の根源は「妥協しない」という考え方だと知った。 作品最後、彼女のインタビュー。 「強みは?」の問いに、迷いもなく「決断力」と答えた姿、カッコよかった。
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