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| 2013年02月07日(木) ■ |
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| 「くだらねぇ」っていうのが最高の褒め言葉 |
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書籍「余生」(北野武著・ロッキング・オン刊・237頁)から。 私が読んだのは「2001.2.25 3版」 もう12年前の作品なのに、妙に納得して読み終えた。 やっぱり、私は「北野武」さんの考え方・生き方が好きなようだ。 特に「お笑い」については、「そうそう」と思うことばかり。 「お笑いタレントにとって『くだらねぇ』っていうのが 最高の褒め言葉だって、俺よく言うんだけど。 『面白い』なんてのは、その下だって言ってんだけどね」 この考え方は大好きである。 お笑いタレントが妙に一般人化し、頭の良さを売り物にする。 それって、なんだか役割が違うかなぁ、と思っていたし、 「笑わせんならいいけど、笑われるんのはイヤ」というポリシーが 私の胸に響いてきた。 「くだらねぇ」と思いながらも、つい笑ってしまうネタが好きだし、 計算されたネタの「面白い」はやはり心底から笑えない。 なぜか、映画「落語娘」で選んだ気になる一言、 「笑いに勝ち負けは似あわねぇ」のフレーズが思い出された。 お笑いにグランプリなどの順位は、いらいなよなぁ。
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