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| 2013年01月28日(月) ■ |
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| オラがオラがの「が」を捨てて |
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映画「東京島」(篠崎誠監督)から。 桐野夏生さんベストセラー小説を映画化ということで期待していたが、 男23人と女1人で無人島で過ごす設定に無理があって、 実はうまく入り込めなかった。 そんな中、大勢の仲間と過ごすコツみたいなフレーズが気になった。 作品の中で、何度か繰り返される、 「オラがオラがの『が』を捨てて、おかげおかげの『げ』で生きろ」 リズムがあって、面白かった。 勿論、初めて耳にした台詞ではない気がしたが、 この映画を思い出すにはこれだな、と思い切って選んでみた。 「が」は「我」であるとも言えるが、 「げ」は「下」「外」「解」「戯」「偈」・・ どんな字が当てはまるのだろうか、そんなことを考えながら観た。 物語後半「チキ」なる女の子が口ずさむ歌は、 「なんにもないけど、なんでもあるよ。 なんでもあるけど、なんにもないよ。何でも、何でも、何でも、何でも」 なるほどなぁ・・とメモをした。
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