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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2012年05月19日(土)
自分は、どこで何の役を歌ってきたか

第150回泉のまちカレッジ、講師「バスソリスト・斎求(いつきもとむ)さん」
演題「世界の音楽よもやま話」から。
「ベルリン国立歌劇場専属バスソリスト」として、
世界中で歌ってきた彼の話は、私の知らないことばかりで楽しかった。
ステージ回数は1000回を超えるという、その経験に裏付けられた自信と
世界の国々と日本の比較、そして大好きな食べ物の話。
予定時間を30分も超過したのに、もっと聴きたい、と思わせる話術。
やはり芸術家の話は、なにか普通の講演会とは違う、と実感した。
今回の気になる一言は、世界で活躍した人らしい台詞。
国内なら、どこの大学を出て、誰に師事して・・と自己紹介するが、
世界では、そんなことは関係ない。
オペラのソリストとして、自分をアピールするには、
「自分は、どこで何の役を歌ってきたか」に尽きるという。
どこの国で、どこの歌劇場で、どんな作品の、どんな役を歌いました。
これほど、実力を示すのにはっきりとしたバロメーターはないのだろう。
一度、実力さえわかれば、世界のどこからでもお呼びが掛かる。
オペラ会場で「私の曲を歌って欲しい」「俺の曲を歌ってくれ」と
誘われることもあるという。
そんな超一流の音楽家なのに、とても穏やかで謙虚な生き方が
聴講者の私たちを魅了した。
来週は、その彼の声が聴ける。とても楽しみである。

P.S
斎求(いつきもとむ)「バスリサイタル」(第276回泉のまち音楽会)
5月26日(土) 14:00〜 (入場料300円) 清水町地域交流センター