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| 2012年02月13日(月) ■ |
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| この遺跡は、どうも普通じゃないな |
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「平成23年度 清水町歴史講座(1回目)」 講師「日本考古学協会会員・小金澤保雄氏」 演題「遺跡から見つめる清水町の歴史」から。 今回は、昨年10月に彼が中心になって発掘調査した 「恵ケ後・谷口遺跡・発掘調査の概要報告」が主題である。 自宅のすぐ近くの話題なので、妻も連れて参加した講座だが、 彼の説明を聞くほどに、私たち、凄い場所に住んでいるな、と 実感させられる話題であった。 気になる一言は、調査が進むにつれて感じていたことらしい。 3つの異なった時代の遺跡が出ている地域であり、 出土された遺物から想定できるのは、その場所で作らずに、 他の地域で作った遺物を運んできて使っていたようだ。 別の文化で作られた瓶(かめ)が多く、 調査員としても想像を絶する成果が得られたという。 それを表現すると「この遺跡は、どうも普通じゃないな」となる。 多くの人たちを動員したと思われる遺跡が物語っているのは、 西日本の人たちと交流があった、有力者の住まいを想像させる。 最後に、「歴史の教科書に載るかもしれない遺跡」 「地方ではなく、全国レベルで考えていかなければならない遺跡」 と最高級の賛辞をいただいた。 大昔は、自然災害を始めとした、大きな災害も想定しながら、 土地を選んで住んでいたはずだから、ここは昔からいい場所ですよ、 と彼は、何度か口にし私たちを喜ばせてくれた。
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