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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2012年01月23日(月)
職業病というやつです。残念ながら特効薬はありません。

書籍「麒麟の翼」(東野圭吾著・講談社刊・325頁)から。
映画が始まる前に、原作からの一言を紹介しておこう、と思う。
主人公、加賀恭一郎は、彼にしかわからないような、
独特の視点と発想があり、常に「?」が念頭にあるような刑事。
ちょっとした仕草や言葉にも敏感であり、
そこから問題解決の糸口を見つけて、推理を組み立てていく。
そんな様子をみていた女性が「犯罪の臭いに敏感なんですね。」と呟き、
彼は「犬のようだ、とでも?」とサラリと返す。
この言葉のリズムとウィットに富んだ表現が、私は好きだ。
そして、自分でも納得しているのか、こう語るシーン。
「職業病というやつです。残念ながら特効薬はありません。」
レベルの違いはあれ、私も「まちづくり」に関して、
自分でも「職業病だな」と感じる時があるから、可笑しかった。
歩いていても、車を運転していても、お風呂に入っていても、
わが町の「まちづくり」を考えている時があり、これは治りそうもない。
いや、治そうと思っていないから、特効薬も要らないのかも。(笑)
地方公務員の職業病って、こういうことなんだろうなぁ、きっと。

P.S
残されたメモの中で、忘れられないのが
「昭和の匂いがすると松宮は思ったが、看板には大正八年創業とあった」
この視点、この発想、面白いよなぁ。