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| 2012年01月13日(金) ■ |
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| 人間はいつでも巨大な劇場にいるみたい |
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書籍「スィート・ヒアアフター」 (よしもとばなな著・幻冬舎刊・157頁)から。 調べてないけれど「here after」は、たぶん 「将来・これから先・来世」の意味だと理解して読み始めた。 一作ずつのストーリーを説明するよりも、彼女の文体が好き、 そんな感じで、文中のキラリとした表現を紹介していきたい。 今回は「この世はなんて美しい、激しく緑が伸びる夏もあれば、 すぐにあんなに寒く美しい別世界のような季節がまためぐってきて、 あの椿の赤や落ち葉の黄色を眺めることができる。 人間はいつでも巨大な劇場にいるみたいなものだと思う。 心の中のきれいなエネルギーを世界に返すことが劇場のチケット代だ。」 これからの人生、「歳時記」を生活のキーワードとして過ごそう、と 考えていたばかりなので、私のアンテナに引っ掛かった。 わざわざ高価なものを手に入れなくても、自然は私たち日本人に対して 平等に「四季」という演目を見せてくれている。 しばらくは、彼女の表現どおり、四季を味わいたいと思う。
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