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| 2011年04月02日(土) ■ |
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| かたつむりのあゆみのように |
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映画「食堂かたつむり」(富永まい監督)から。 心因性失声症になってしまった倫子役は、女優・柴咲コウさん。 作品の中でも、ほとんど台詞はない。 しかし、なぜだか、彼女の表情に、いろいろな声が聴こえた。 特に「おいしかった・・」と言われた時の、彼女の幸せそうな顔は、 手垢のついた「嬉しい」「幸せ」では表現できないほどだ。 静かな映画だが、観終わって、こちらも幸せな気分になれる作品。 気になる一言は、彼女が開いた「食堂かたつむり」の意味。 たぶん、ほんの少ししか画面には出ない、看板に書かれた文字。 「おっぱい村のめぐみを、かたつむりのあゆみのように ゆっくり時間をかけて、お届けしたいと思います。 ご希望をお聞かせください。」 1日1組のお客のために、どんな料理を作ったら幸せになるか、を じっくり考えながら、料理を作ると言う意味なのだろう。 この作品、女性が観たら、また違った感想なんだろうな、と思うが、 料理を作っている時の女性(妻)って、美しいな・・って感じたのは、 きっと私が男だからだろうな。 料理って、不思議な力があるな、と実感した作品である。
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