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| 2010年08月02日(月) ■ |
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| 貧困とは「人間らしい生活ができない状態」になること |
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書籍「13歳から学ぶ日本の貧困」 (宇都宮健児著・青志社刊・110頁)から。 著者は、冒頭で「貧困について」定義している。 「貧困」=「貧乏」ではないことも。 「貧困」とは「貧しい暮らし」を指しているのではないと。 普通に働いて結婚し、子供を育て、家を買う、 そんな、ごくあたり前の人生を送ることが 出来なくなってきている日本は、 人間として生きていくのが困難な状態である「絶対的貧困」 とは別に、その社会のメンバーとして生きていくのが 困難な状態である「相対的貧困」と位置づけている。 人間らしく、いきいきと毎日を暮らせない状態のことを 「貧困」というならば、まさしく今の日本は「貧困」と いっても過言ではないだろう。 「働いても働いてもちっとも収入が増えず、 いつまでたっても貧しい暮らしから抜け出せない。 そんな生活が長く続き、だんだんと体も心も疲れていく」と 幸せを感じられない人たちが増えたことを嘆いている。 「お金はなくても、私は幸せ」と感じられる人が増えること。 これが私たちに突きつけられた課題であると思う。
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