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しもさんの「気になる一言」
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2010年06月18日(金)
リスは 森の いきものだもんね

絵本「もりのさんぽ」
(サイモン・ジェイムズ(作)、木島始(訳)・偕成社刊)から。
登場人物は、ジェスとおじいさん、森のさんぽ途中で見つけたリス。
たったそれだけ。
それも「家につれて帰りたい」「家で飼いたい」と駄々をこねる
ジェスに、おじいさんが答えるだけの話。
リスを追いかけながら、何度も2人で会話をしている間に
ジェスは気付く。「リスは 森の いきものだもんね」と。
その前に「森がいちばん いい すまいなんだから」と答えた
おじいさんの台詞が、活きてくる。
頭ごなしに、駄目、無理だと決めつけず、リスを追っかけている間に
「森のなかって いいきもちよねぇ」と気付き、
だからリスにとっては、ジェスの家より森に住んだ方がいい、と考える。
作者は、読者に何を伝えたかったのだろうか。
他人には、他人が一番生活しやすい場所があるのだから、
自分の我が侭・欲で、他人を悲しませてはいけない。
私には、そんなメッセージが伝わってきた。