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| 2010年02月10日(水) ■ |
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| 雨の日は、雨を聴くこと |
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書籍「日日是好日」(森下典子著・新潮文庫刊・252頁)から。 サブタイトルは「『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」 読みやすく、そのうえ心に残る一冊となった。 15章からなるエッセイだが、章ごとのタイトルがすべて その章を端的に捉え、インパクトのある一言になっている。 特に選んだのは「雨の日は、雨を聴くこと」 毎日が快晴とは限らない、それは天気でも人生でも同じ。 雨の日は雨の日の、苦しいときは苦しいときの 過ごし方を知ることは、とても大切なこと、 これこそ「日日是好日」なんだということだろう。 雨の日は雨を聴く。雪の日は、雪を見る。夏には、暑さを、 冬には、身の切れるような寒さを味わう。 どんな日も、その日を思う存分味わう。 それが「どんな日もいい日」(毎日が良い日)の考え方。 著者は、このことを「お茶の先生」のお宅で見つけた掛け軸に 「聴雨」と書かれていたことで気付く。 とてもいい話である、と思った。 こういったことは、たぶん文字を読んだだけではわからない。 またまた「禅語」「お茶」に関心が湧いてきた。
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