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| 2009年10月14日(水) ■ |
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| 51年間が1時間ちょっとで灰になっちゃったね |
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中学の同級生が先週末に他界した。 お通夜と告別式に参列し、私の記録として残そうと思ったが なかなか気持ちの整理が出来ず、書いては消し、半ば諦めかけていた。 そんな時、火葬場の収骨室を出たところで、 同級生の女性が、しみじみと私に語りかけてくれた台詞を思い出し、 これだな、と気になる一言に選んでみた。 「51年間が1時間ちょっとで灰になっちゃったね」 産まれてから、多くの人たちと過ごした51年間の月日、 そして一緒に作ってきた思い出が、ほんのわずかな時間で消える。 1人の人間が死ぬということは、そういうことなのだろうか。 51年の間、細胞が記憶してきた知識、知恵がなくなることは、 やはり、私たちにとって大きな損失であるとも言える。 同級生の親が亡くなったという話は、最近、聞くようになったが、 まさか、同級生本人まで・・とは、考えてもいなかった。 それが現実となってきているのを実感した2日間であった。 今回の彼の死は、毎日を大切に生きなくては・・と私たちに教えてくれた。 死因はいろいろあるが、気がついたら既に10人以上の同級生が他界。 改めて、彼ら彼女らのご冥福をお祈りします。合掌。
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