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| 2009年09月09日(水) ■ |
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| 「運」は、時に、宇宙飛行士、最大の武器 |
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映画「宇宙(そら)へ。」(リチャード・デイル監督)から。 ちょっと期待しすぎたのか、内容的には不満が残るが、 「1958年のNASA設立から50年」という 人間で言えば、自分史的なドキュメンタリーと理解すれば、 こんなものかな・・と思う。 それは、私が1958年生まれだったからかもしれない。 そう、自分の50年(51年)を振り返ると、 なぜか節目節目で「宇宙開発」が、インパクトを与えていた。 小学校高学年、好奇心旺盛の時期に、アポロが月に着陸し、 大阪万博で何時間も並んで「月の石」を観た。 その衝撃が、高校の時に「天文部」へ入部させ、 就職してからの「日本宇宙少年団」リーダー参加へと繋がっている。 「ランデブー」「ドッキング」なんて単語は、 この宇宙開発の過程で覚えたためか、今でもワクワクする。 当初のロケット打ち上げは、(ロシアンルーレット並の)5回に1度の失敗。 打ち上げに成功するのは、理屈では証明できない不確かな「運」だけど、 だからこそ、作品の中で何度か繰り返される、この台詞が存在感を示す。 「『運』は、時に、宇宙飛行士、最大の武器」。
PS. 自分史なら、ライバル「ソ連」のことにも触れて欲しかったな。 現代の技術では「月着陸」が出来ない、という話を裏付けるように、 NASAの月再訪計画が見直しされることとなったらしい。 アメリカは、本当に「月」に行ったのだろうか?(汗)
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