初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2007年05月20日(日)
15歳に脱帽する男子プロゴルファー

男子ゴルフツアーのマンシングウェアオープンKSBカップ、
(岡山・東児が丘マリンヒルズGC)は、15歳の石川遼選手の、
史上最年少優勝で幕を閉じた。
その偉業には、心から祝福したい、と思う。
しかし、すぐに「王子」を出したがるマスコミの悪い癖なのか、
プレーオフの可能性がある時点でのインタビューは理解できない。
集中力は、簡単に取り戻せないことくらいわかってのことか・・。
また、女子ゴルフに比べ、低迷が続く男子ゴルフ界を象徴していた
シーンを、気になる一言にして記憶に留めたい。
私は、男子ゴルフに期待をし過ぎていたのかもしれないが、
アマチュアには真似のできない圧倒的なドライバーの飛距離や
ピンにぴたりと寄せるアイアンの技術、
さらに、ラインを読んで、一発で決めるロングパットなどなど。
それなのに、15歳の彼がホールアウトした時、
プロがアマチュアに脱帽しながら近付き、握手を求めた。
私は、驚きと情けないシーンを目に焼き付け、メモをしながら、
「プロとしてのブライドはないのか」と、心で呟いた。
アマチュアを寄せつけない、プロの圧倒的な強さと技術、
これが、今の男子プロゴルフ界に必要なものではないだろうか。