
|
 |
| 2007年05月01日(火) ■ |
 |
| 公務員は奴雁たれ!! |
 |
ある方に「奴雁」(どがん)という言葉を知っているか?と 尋ねられた。広辞苑にも載ってないという。 私にはどこかで聞いたことがある・・程度の記憶しかなかった。 そこでネットで調べてみたら、意外とあっさり判った。 (雁が夜、沙渚中に宿するには、千百の鳥が群れを成し、 大なる者は中に居り、小なる者は外を囲んで雁奴となり、 動静を察し、狐・人などの来り捕へるといふ) 「奴雁」とは、その雁の群れが5羽であれ50羽であれ、 たった1羽しかいない。 何をするかというと、みんなが羽を休めて、 餌をついばんでいる時でさえ、その1羽だけは天高く首を伸ばして、 辺りを伺って、もしそこに危険が来たら大きな声を出して その集団を導いていく1羽のこと、のようだ。 「奴雁」と「雁奴」の違いはあるが、たぶん同じことであろう。 気になる一言の「公務員は奴雁たれ!!」は、 紹介されていた例文だったが、なかなか重い意味があると思う。 「奴雁」となれるよう、努力したい。
|
|