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| 2007年04月22日(日) ■ |
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| 俺は「白票」の数が気になるよ |
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小雨の降る午前中、妻と町議会議員選挙の投票へ。 帰宅途中「誰に投票した?」「いいじゃん、誰だって(笑)」 そんな会話をし「誰が一番取るか気になる?」と尋ねられたので、 「俺は『白票』の数が気になるよ」と返した。 数年前まで、投・開票事務に従事していたのだが、 その頃から気になっていたことが、ふっと口に出たのである。 私たちは、普通、自分が支持する候補者の名前を記入するために行くが、 開票すると、なぜか「白票」が多く含まれていることがある。 結果から見ると、得票数しか気にならなくなるけれど、 わざわざ天候の悪い中、投票所へ足を運び、 選挙に対して「白票」という意思表示をする人の意味が気になっていた。 支持する人がいなければ、投票に行かなければいいのに、 「棄権」という選択ではなく「白票」という、確かな意思表示。 最終的には、無効票となる「白票」に託された想いとは・・、 そればかりが気になって仕方がなかった。 選挙公報を読んだけれど、みんな同じような公約で選べない、と意味なのか、 今回の立候補者には、支持する人がいない、という意味なのか。 得票数だけで、右往左往するのではなく、大所高所からこの選挙を眺めて、 「白票」の持つ意味を考える機会にしてはどうだろうか。
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