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| 2007年03月25日(日) ■ |
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| 「風林火山」って「臨機応変」のことかな |
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NHK大河ドラマ「風林火山」のタイトル、 中国の古い兵法書『孫子』に記されているこの言葉として やっと番組にも登場してきたわけだが・・。 「風林火山」の意味は?と聞かれた時、答えられる人は、 少ないのではないだろうか。 戦国の猛将・武田信玄の旗印としてあまりにも有名だが、 意外と知られていない・・と思って、以前調べてみたことがある。 「兵は詐をもって立ち、利をもって動き、分合をもって変をなす者なり。 其の疾きことは風のごとく、其の徐かなることは林のごとく、 侵掠することは火のごとく、動かざることは山のごとく、 知りがたきことは陰のごとく、動くことは雷の震うがごとく、 郷を掠むるには衆を分ち、地を廓むるには利を分ち、 権をかけて動く、先ず迂直の計を知る者は勝つ、此れ軍争の法なり」 意味は、いろいろ解釈があるのだろうが、 「戦いに勝つには、自分が有利になるように、 臨機応変に対応し、大所高所から判断して動くこと」と訳してみた。 だから「風林火山」=「臨機応変」と意味付けてみたのだが・・。 (間違っていたら、ごめんなさい(汗)) ところで、歴史好きのメル友も不思議がっていたが、 「知りがたきことは陰のごとく、動くことは雷の震うがごとく」は、 どうして外されてしまったのだろうか。 こればかりは謎である。
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