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| 2006年10月07日(土) ■ |
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| コントラバスに「あら、ごめんなさい」 |
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大好きなピアニスト、原田治子さんの自宅で ピアノホームコンサートを開いているというのでお邪魔した。 ざっと数えただけでも、40人くらい集まっただろうか、 グラントピアノ2台を置いてある部屋は、とても狭く感じた。 本当は「シューベルトの即興曲」について、 「指が動く限り大切にしたい曲」と語った彼女の言葉をメモし、 気になる一言にするつもりだったけれど、 どうも、今日を思い出すにはインパクトが弱い気がした。 私は、入り口からピアノまで歩く間に、 傍に置かれていた、コントラバスにほんの少し躓いた時に発した、 彼女の咄嗟の言葉がとても印象に残った。 楽器であろうが、なんであろうが、自分の不注意でぶつかったら まずは謝る。それも、とても自然に。 これって、簡単そうでなかなかできない。だから、メモをした。 部屋の温度が予想以上に暑いからか、更年期障害で体温が暑いのか、 演奏中に扇子をパタパタするのは、マナーに反すると感じながらも、 注意できなかった自分が情けなかった。 それを吹き飛ばす台詞としても「あら、ごめんなさい」は存在した。 今日の日を思い出すのは、やっばりこのフレーズだなと、確信、 人間以外のものに、自然に謝れる彼女は、やっばり私の憧れである。
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