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| 2006年08月30日(水) ■ |
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| おなかいっぱい走りましたから |
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パリ世界陸上女子マラソン銅メダルの千葉真子選手が 北海道マラソンを最後に、先日引退した。 レース前、何かメッセージを残してくれるかな、と期待したが 「今、話すと張り詰めた気持ちがゴールまで持たないから」と その理由を語ってはくれなかった。 最後のレースは、痛めた脚をかばいながらの、 ちょっぴり辛い42.195キロとなってしまったが、 レース前に録画した彼女のインタビューが、私を引き付けてくれた。 「おなかいっぱい走りましたから」は、私のアンテナに響いた。 オリンピック選考では、何度となく苦渋をなめたし、 思い出すといろいろなトラブルが彼女にはついて回った。 しかし、最後に残してくれたメッセージが、本音かもしれない。 こう言い切れるほど、走ってきたんだなぁ、と羨ましくもあった。 仕事でも趣味でも恋愛でも、このフレーズはなかなか言えない。 彼女のことだから、きっとおなかが空いてきたら走りたくなると思う。 そんな時は、好きなものを好きなだけ食べて欲しい。 もう、誰とも争う必要はないのだから。
PS. 一度没にしたフレーズでしたが、どうしても残したくなって。
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