初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2005年01月05日(水)
きっと、地図なんかあるから迷うのよ

なんとなく読みはじめた
「パイロット・フィッシュ」(大崎善生著・角川文庫)。
主人公が上京し、簡単なアルバイト先の地図を片手に
探しまわるが、結局見つからず、途方に暮れていた。
そんな時、偶然入った喫茶店で知り合った女性が、
主人公に向かって呟いた台詞である。
何気なく読み飛ばしてしまえば、
どうってことのないフレーズなのだが、なぜか引っかかった。
マンネリを感じるコラムからの脱皮が、最近の悩み。
短くして、短歌・俳句、川柳や詩。もう少し長くして、小説。
いろいろな計画が、浮かんでは消え・・のストレス状態を
なにか書くことで振り払おうとしているようでもある。
しかし、この台詞と出逢って、なんとなくホッとした。
今までのジャンルに捕われない形式でもいいのでは?と。
自分の書いたものは、何のジャンルに入るんだろう・・なんて
どうでもいいことであり、書きたいことを書きたいように書く。
それを判断するのは、読者だから・・。
このジャンルの作品を書こう、なんて考えるのはや〜めた。
これも、私の文章スタイルだもの。
夏目漱石だって、エッセイとも小説とも言えない
「吾輩は猫である」を書いたのだから・・