
|
 |
| 2003年06月21日(土) ■ |
 |
| 外野だけは、ツアー客を入れないで・・ |
 |
注目の巨人・阪神戦。東京ドームで見てきました。 八回の阪神怒濤の攻撃。手が付けられなかった。 負けた原因はいろいろ考えられるけれど、 私は、外野に陣取る応援団の熱意の差だったと思う。 敵ながら、阪神側のレフトスタンドは、一糸乱れず 全員が声を出し、メガホンを叩き、素晴らしかった。 それにひきかえ、ジャイアンツ側ライトスタンドは、 大量失点に自分の感情を抑えきれずに メガホン・ビールなどをグランドに投げ入れた奴がいたり、 警備員といざこざがあったり・・と応援に集中できないことばかり。 さらに試合中にのんびり、お弁当をひろげピクニック気分。 これでは、今年の阪神に勝てっこないな、そう思った。 その原因は、今年から外野の自由席がなくなり 全て指定席となったからではないか、と思う。 どうしても外野で声を枯らして応援したい、という阪神ファンに対して 旅行会社のツアーでなんとなく外野から見てみようか・・程度の 意識で訪れた、なんとなくジャイアンツファンの人たちでは、 その盛り上がりに雲泥の差が出てしまう。 試合は、スタンドの応援でつくる、と何かの本で読んだことがある。 (たぶん、サッカー関連の本だったと思うけれど・・) まさしく、その通りだと実感した。 阪神が死のロードと呼ばれる夏に弱いのは、熱狂的なファンの声援が なくなるからだ、といった人がいたが、なるほどである。 今年は、ビジターの球場へ行っても、阪神ファンが詰めかけている。 だから、負けないのではないか。そんな気がする。 読売巨人軍関係者様。 どうぞ、外野応援席だけは、ツアー団体客を入れないで下さい。 遅れてきて、早い時間に帰る観戦ツアーのために、 バス一台分、そこだけポッカリ穴があいた外野席は寂しいものだから。
|
|